頭突き、ミサイル、W杯

ジダンは最後にジダンだを踏んでしまったようだ。フランクフルト空港外観(撮影:神田敏晶)
【PJニュース 07月11日】− W杯の一ヶ月が終わった。PKに弱いイタリアがPKで勝った。

 貴重な一点を先取した仏のジダンが、ボールではなく、人へ向けた頭突きにより、レッドカードで一発退場。もし、ジダンがPKを蹴っていたらフランスは、どうなっていたのだろうか?ジダンは今後の人生で、あの時の感情を抑えられなかったことをきっと後悔しながら生きていくことだろう。


ジダン選手の頭突きで「なぜ?」と衝撃の仏国民=本人は2-3日中に説明へ

【ライブドア・ニュース 07月11日】− 華麗なサッカー人生をわずか1回の頭突きの一発で終わらせてしまうなんて、なぜ? − 9日のサッカーワールドカップ決勝で、フランスチームのエース、ジダン氏(34)はイタリアの選手に頭突きするという暴力行為で退場処分となった。この衝撃は世界のスポーツ界にあっという間に広がったが、特に、フランス国民は何ともいいようのない悲しみに襲われている。多くのフランス国民にとっては、ジダン選手の退場とサッカー界からの引退を見る辛さに比べれば、同国のチームがW杯で勝利を逃したことは二の次となっているのだ。

  AP通信によると、ジダン選手はアルジェリア系移民の出身で、しかも貧しい地区で育ちながらサッカーでフランスの英雄に座にまで駆け上ったことで、若者に夢と希望を与え、「第2のZizou(ジダン選手の愛称)を目指せ」が合言葉となっていた。それだけに、今回の出来事で衝撃を受けたフランス人は多いという。