今はiPodなどの携帯型音楽プレーヤーやMP3、MD、CD-Rなど、オーディオメディアもデジタル主流の時代ですが、
やっぱ我々の時代のオーディオメディアといえばカセットテープですよ。
小さい頃から慣れ親しんでいますからね〜

カセットテープとの出会いは5歳頃、父親がでかいラジカセで甲斐バンドの「ヒーロー」を聴いていたのを見たのが始まりです。
僕はとにかく「回るもの」が大好きだったので、すぐに興味を持ちました。
初めて自分のカセットテープを持ったのが小学校1年の時で、当時売られていたTDKのAD60でした。
歯医者を我慢したおみやげとして親から買ってもらいました。

TDK AD-60

写真は当時の現物ではありませんが同じ種類のもの。
(この黒ハーフのモデルはお気に入り。今も手に入れば欲しいです。)

ちなにみ初めて買ったAD60にはFM放送(主に土曜日の午後3時から放送されていたFMリクエストアワー)などから歌謡曲を録音したりしてましたね。
キョンキョンの「渚のハイカラ人形」も録ったっけな。

あとは、このような経験をした人も多いかと思いますが、テレビの音声
アニメの主題歌やNHKのみんなのうたなどを録音するとき、当時はテレビのスピーカーに
ラジカセを近づけて、周りに静かにしてもらって録音していましたね。
たまに電話が鳴ったり、ピンポンが来たりして「失敗!」とか言ってたのが懐かしいです。
FM放送は直接録音ができたからそういうことはなかったですね。

エレクトーンで適当に演奏したオリジナル曲も録音していました。
(これは恥ずかしすぎるので身内にしか聴かせられませんが…)

天空の城ラピュタの主題歌「君をのせて」や、
NHKおかあさんといっしょの月の歌(1ヶ月ごとに変わるやつ)、
なぜかTBSの「わくわく動物ランド」のエンディングテーマ曲(インストのやつ)も録音していました。

その後も何かの機会にプレゼントとして親から買ってもらって色んなものを録りましたよ。
ビートルズやマイケル・ジャクソン、デビッド・ボウイの洋楽から映画のテーマ曲なども。
でも主に好んで集めていたのはNHKの「みんなのうた」でした。
工藤夕貴の「あいこでしょ」、谷村有美の「かおりちゃんタイム」とか懐かしいなぁ。

90年代に入ると、自分のCDラジカセを持ったおかげでどんどんカセットテープは増えていった。 CDからオリジナルテープを作るという新しい楽しみ方も発見しましたしねぇ。

では懐かしのカセットテープの写真です。

TDK AD

1983年頃のTDK AD(奥から46分、60分、90分です。)

TDK AD90

TDKのAD90分(思わぬところから入手できました。今はT-SQUAREのアルバムが録音されています。)

TDK AD SA

TDKのADとSAの60分(手前がSAです。SAはハイポジです。)

AD60分のラベルがさかさまに貼ってあるのは、当時ラジカセで使っていたので
ボタンが上に付いていたのでさかさまにセットする仕組みでした。
そこはあまり突っ込まないでください。

それではまたです、バイバイ