予定通り前回の記事の続きというか春の後半の星座についてです。
日没後1時間たったらもうオリオン座はベテルギウスくらいしか見えなくなっています。
星座はだいぶ夏に近づいてきてますね。
一方、北の空を見ると、北斗七星が宵のうちにもう高い位置を通過していきます。
この時間帯はアークツルスやスピカなどの1等星が目立っています。
深夜にかけては北斗七星は北から西よりのほうへ真下に向かって動いていきますね。
一方、秋の星座のカシオペア座は北の地平線付近を東へ向かって下方通過していきます。
夜更けにはもう夏の星座のさそり座が南東方向から昇ってきます。
深夜には夏の星座のさそり座の1等星アンタレスがほぼ真南に輝いてきます。
明け方前にはもう秋の星座も少し見えはじめてきます。
この時間帯に真上を見上げるとこと座のベガが目立って白っぽい色で明るく輝いています。
今年はそのベガの付近をシュワスマン・ワハマン彗星が通過する天体ショーがあります。
通過場所参考
http://www.astro.sendai-c.ed.jp/photo/comet/2006/C73P_2006.html
まさにここ2、3日が絶好の観測機会です。肉眼でも見える明るさになるらしく、
さらに目印となる明るいベガのすぐ近くなので簡単に見つかると思います。
ここまでヒントを与えていますので、是非、見てみてください。

5月9日、こと座の2つ並んでいる星の近くで見つけやすいはずなのに
札幌、空ががかすんでいる件について…


追伸、その彗星が撒き散らした破片が5月25日に地球に衝突するとかいう話が
某掲示板で話題になってますが、気にしないでくださいね。

【地球】5月25日に彗星が地球に衝突【\(^O^)/】
http://science4.2ch.net/test/read.cgi/sky/1145224050/